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現状仕様の備忘録 [自転車/フレーム]

昨日、久々(今年に入って2回目)にロードにのり、尻やら首やら腰が痛いmaruchiです。

ロードに乗るのも勿論楽しいんですが、イジルのも同じ位楽しく感じる今日この頃。
気が付けば最初に組んでもらった状態からフレームとBB以外の全てのパーツが変わってます。

2012-02-02 06.49.08.jpg

一先ずここらで現状の仕様を備忘録的に書き留めておこうかなと。

・フレーム:Panasonic FRT-02(無塗装にパナのロゴのみ)
・フォーク:OVAL A900 JETSTREAM AERO FORK(フォークブレードのスリット効果は未だ未体験です)
・ハンドル:3T ERGONOVA TEAM(最初に組んだ時のコラムとカラーを揃えたくて・・・)
・ステム :3T ARX TEAM(初期設定より10mm短いコラムに変更、-17°でほぼ地面と平行なのがお気に入りPOINT)
・シートポスト:3T PALLADIO TEAM(角度の調整とかが独特でギミック好きの心をくすぐりますねぇ)
・サドル :Selle San Marco Mantra Saddle Red Edition/Black(この独特な形状は他に類をみませんね)
・ホイル :ZIPP 404 SPECIAL EDITION/CLINCHER(2008年製のハブにNonDimpleのリムを組み合わせたSPLモデル)
・タイヤ :Michelin PRO3 RACE/Black(もはや定番中の定番、PRO4になりましたが手元にストックがあるので継続)
・チューブ:Michelin AirComp A1 Latex(空気の抜けは見事なほど早いですが、乗り心地は超お気に入り)
・コンポ :Shimano ULTEGRA6700(クランクセットを除くコンポはグロッシーグレイの67ULTEで統一)
・クランクセット:ROTOR 3D(PCD:110)+Q-Rings(50/34T)(質実剛健的なデザインに一目惚れ)
・BB  :TOKEN TK877EX ROAD/RED(純正6700BBと比べ、格段に回転が軽かったので)
・ペダル :LOOK KEO BLADE CARBON Titan/12Nm(カーボンバネを破壊し、現在2セット目)
・ケーブル:GORE RideOn Low Friction Braking&Shifting Cable Set(引きは軽く、更にノーメンテなのはGood!)
・その他 :ボトルケージ(Blackburn CamberCF/RED)→赤化の進行に伴いマットブラックをグロスレッドに変更
      ブラケットカバー(TOKEN TK369/RED)→ボトルケージ同様に赤化
      バーテープ(OGK/RED)→ボトルケージ、ブラケットカバーと共に赤化
      サイコン(GARMIN EDGE500/Black)→これももはや定番なアイテム。国内(日本語)版は高い!英語版でOK!

まぁ、消耗品であるバーテープとかタイヤとかチューブなんかは、その時々で交換するでしょうけど、一先ずハードとしての仕様はほぼ固まった感じです。
BG-Fitによりフィッティングした現状ポジションに身体が慣れて違和感が無くなったら、ステムを元の90mmに戻す方向で!

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寒さに負けてます(><) [パーツ/アイテム]

またまた更新が滞ってます、すいません。
ちょっと気を抜くとこれだから・・・

え~、前回更新から半月ほど経ちまして、その間はと言うと・・・
もうね、寒さに負けて乗ってません。
何と言うか、モチベーションが上がりません。

で、こう言う時にどうなるかと言うと、その矛先が”イジル”方向に向く訳です。

昨年師走にBG-Fitを受け、一番最初に付けていたサドルでフィッティングとなった訳ですが、何と言うか”色”が今の気分ではなくって、同じモデルの色違い(赤/黒)を新たに入手して装着してみました。

で、こう遠目から眺めてたんですが、どうも全体的な色のバランスがシックリこなくて・・・
何をどうすれば違和感を解消できるのかを悶々と考えてた訳です。

その結論の一つが「そうだ!ボトルケージを赤くしよう!」と。
しかし今使っているBlackBurnのカーボンケージは本当に気に入ってて、余り交換する気が起きない。
cambercf_sm2.jpg
「よし!それなら同じもので色違いだ!」と何だか良く判らない思考に基づき早速良く行く量販店に。

運良く3個の在庫があり、その内2個をGET!
redcarbonfiber.jpg
早速帰って取付ました。

完成して、またまた遠目から観察・・・
2012-01-30 06.39.58.jpg
ん~、まだ何かシックリこない・・・

何がいかんのだ・・・と、考える事数日。
ある日、仕事に没頭している時に閃いた!
#って、没頭してたのか・・・本当に。

「そうだ!バーテープを赤くしよう!」
と言う事で会社の帰りにいつもの量販店にバーテープを買いに!
帰宅後、早速バーテープの交換。
2012-02-02 06.49.08.jpg
ん~、色味的に明るすぎたか・・・もう少し濃い(ダークな)感じの方が良かったかも・・・
ま、一先ずはこれで暫く様子見。
見慣れてくると、また印象も変わるかもしれないし。


あぁ~、そろそろ本気で走らないといかんですよね。

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Fi'zi:k的リアランプのススメ [パーツ/アイテム]

いきなりですが、皆さんは自転車に付けるライト・・・ランプ?フラッシャー?・・・何て言うんだ、こう言うの・・・
あのピカピカ光るヤツです。

私はあれの形状やら取付け位置でいつも悩みます。
これまでリア用のものだけでも10個くらい試しました。

何故それ程に悩むのか・・・
理由は一つ”ランプを付ける事で(フレームの)デザインを邪魔するから”に他なりません。

市場で良く見かけるものはフレームの縦ライン(シートポスト、シートチューブ、シートステー)に取り付けるモノ。
ただ、どうやっても”後付け感”は残ってしまう。

私はつい最近まで全長30mm全幅20mm厚さ15mm程度でありながら6LED搭載と言う、現行製品の中では最小の範囲に入るようなモノを使ってました。
これ、小さい割に6LEDと言う事もあり、必要十分な輝度と性能を有しており結構満足していました。

但し、前出の通りいくら小さくても後付け感は否めず、可能な限り(後付け感が)目立たないような位置に取付はするものの、どこかシックリ来ないモノを感じていました。


そこでFi'zi:kから出している自社のサドルに取付ける専用リアフラッシャーのような一体感を何とか再現できないものかと考えました。

ご存知の方・既にお使いの方も多いとは思いますが、Fi'zi:kには”サドルに直接取り付け可能な「サドルバック」と「リアフラッシャランプ」”と言うモノがあり、両者ともメーカーが作るモノですから一体感も文句なしです。
その中でも個人的には”リアフラッシャランプ”に関しては秀逸の一言で、まさにこれこそ私が理想とするものなのですが・・・個人的な趣味(と言うか、お尻の嗜好)で、私はサンマルコのサドル使用者ゆえ、Fi'zi:kのサドルに交換する予定はないのです。

と言う事で、「しからばそういうモノを作ってみよう!と言う事になり、早速、頭の中に描くイメージを元にサドル後部に取付けるリアフラッシャランプの加工にチャレンジしてみました。

使ったモノ(部品)は普通に入手できる市販品ばかり。
加工の為に多少の道具は必要ですが、これも特殊なモノは一切ない通常の工具です。

用意したモノ
rapid3.jpg
・Cateye Rapid 3

beltclip.jpg
・Cateye C-1 Belt Clip

sbh80_blank.jpg
・Minoura SBH-80 ボトルケージホルダ

これ以外に”手頃なナット(5mm厚)又ワッシャ数枚”です。

製作手順は・・・また別途にしますが、上記の部品を使って完成したのがこれ ↓ です。
riar3.jpgriar2.jpgriar1.jpg

サドルの形状が丁度ランプを包み込むような形になっている事で、サイドから見るとランプが内蔵されているように見えます。
強いて言うと、ランプの下に固定用のボルトが出て美しくないので、このボルトを赤いアルマイト製のアルミボルトにしてワンポイントにしてみました。

リアランプ自体はサドルに合わせて一番相性の良いモノをチョイスすれば色々選択範囲も広がりますし、自由度も高いですよね。

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続・GARMIN500のチチバンド(心拍センサー&ベルト) [パーツ/アイテム]

HR.jpg
GARMIN500で心拍表示が異常な数値を示すようになってから暫く経ちました。

その間、色々調べてみたら「ワシも!」「ワシはSpeedもおかしい!」「ワシは既に3本目」など『根本的に何か製品上の問題か・・・』と思わせる情報やら、「そりゃ季節的に肌が乾燥してるのが原因」「センサー部分濡らすか導電性ジェル塗るべし」と言うアドバイス的な情報やら。

しからば!と言う事で、再度電池を入れ直し、導電性ジェルを付けて装着してみた。


ん?


んん?


うぉっ!全くウンともスンともいわん!


異常数値が出るとかじゃなく、完全に沈黙してしまいました。orz

ん~困ったぞ。
何か確認する方法は無いのか・・・
そうだ!SUUNTOのHRモニタでちゃんと心拍出てるか確認しよう!

ゴソゴソ・・・おぉ!心拍は出てる出てる!
#って、心拍出てなきゃ心停止ですがね(--;

一先ず、心拍はSUUNTOで測って、GARMIN500にはそれ以外の部分をカバーしてもらうか・・・
しかし、心拍確認する度に腕を見るのも面倒だな・・・いっそ、ハンドルにSUUNTOも付けるか・・・いやぁ、なんかゴテゴテして好きじゃない・・・ん~、社外製でお目当てのHRセンサーがあるにはあるが、入荷は2月末か・・・そう言えばユーロもポンドも下がってるし・・・よしHRセンサーだけ買うか!

と言う事で早速いつもの海外サイトでブツを物色していたのですが、何の気なしにAmazonも覗いてみた。
そしたらどうでしょ!殆ど値段が変わらず同じものを発見!
注文して翌々日には手元に届くとなれば、迷う理由なし!

と言う事で”ポチッ!”。

結局、ぶっ壊れた(と思われる)HRセンサーと同じものを注文。
これで”2個付け”の煩わしさからは解放される~♪
入荷待ちの社外製HRセンサーが手元に来るまで頑張ってもらい、その後は予備として控えに回ってもらう事にしよう。

問題は”本当にHRセンサーの問題か?”と言う事ですな。
本体側に問題があるとしたら、これはデカイ出費になりかねないからな・・・ここはひとつ、HRセンサー交換で復旧する事を祈る事にしよう。
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"Look Keo Blade Carbon(Titan)"と"Look Keo Blade Carbon(Chromori)" [パーツ/アイテム]

昨夜、1/3にブッ壊し、その日の夜に速攻で海外通販サイトに注文したペダルが届きました。
いやぁ~、早い。
たまに東京税関で1週間位放置される事もあるけど、今回は早かった。
お陰でこの週末はロードに乗れるよ。
でも嫁からは「今月は”ミニベロ月間”だから、週末もミニベロだよ!」と釘を刺されているので、それとは別に単独で走る時間を確保しないとね。

さてさて、今回注文したペダル。
今までのペダルが使い心地良かったのと、先日BGFitを受けたばかりでセッティングを変えたくなかったのとで、同じものを注文する・・・つもりだったんですが・・・

先日壊したペダルってのが"Look Keo Blade Carbon(Titan)/12Nm"と言うモデル。
↓これね(写真は16Nmモデルです)
look_Ti.jpg
で、今回注文したのが"Look Keo Blade Carbon(Chromori)/12Nm"と言うモデル。
↓これね
look_Crm.jpg

両者の違いは”AXLE(ペダル軸)”の違いです。
ま、それに伴い値段もガッツリ違うんですが、そこは海外通販、国内で買うよりかなりお安く手に入れてます。
とは言え、それでも諭吉さん1枚の差が両者にはある。

で、AXLEの違いだけなら、今までのペダルについてるAXLEが移植できるんじゃないか?と言う事で今回はChromoriモデルの方を注文し、届いたら速攻でAXLEをスワップする事にしました。


そして昨夜、無事届いた荷物を開梱し、先ずは体重測定。
Ti_weit.jpg
メーカ公称値(片側)「Titan:95g」実測(片側)「Titan:92.7g」

Cr_weit.jpg
メーカ公称値(片側)「Chromori:115g」実測(片側)「Chromori:112.6g」

優秀っすね、両方とも公称値以下です。
この後、各々AXLEを外して測定しましたが、0.2~0.3gの差だったのには改めて驚きました。
#すいません、写真撮るの忘れました。

いよいよAXLEの交換(スワップ)です。
バラして比較して判った事が一つ。
確かどこかのサイトで、Ti-AXLEもCr-AXLEも「2 ローラーベアリング」となってたんですが、実際にバラしてみるとCr-AXLEの方は「1ローラーベアリング+スペーサー」となってました。
#写真を取り忘れたので、後日改めて。

後はCr-AXLEの方はニードル部分(AXLEの先端付近側面)がメッキ処理されてますが、Ti-AXLEの方は未処理です。
これは多分、経年使用により腐食の恐れがある部分を保護し、性能低下を防止する目的からなのではないかと思います。
#Tiは基本錆びませんしね。

そして、結論。
全く問題なく移植(スワップ)可能でした。
#当たり前っちゃ、当たり前。


あと、強いて言えば最初の製品画像からも判るんですが、Ti-AXLE版は裏面の中央部分に「LOOK TITANIUM AXLE」と言うロゴが書かれてますが、Cr-AXLE版には何も書かれていません。

最後にAXLEとペダルに固定している部分が左右で形状が違います。
これは組み立て時に左右を間違えないようにする為ではないかと思います。
分解する際は19mmもメガネレンチがあれば簡単に外せます。

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ペダル破壊・・・ [パーツ/アイテム]

新年初ライド・・・と言っても、いつも行くCafeに”カレー初め”しに行っただけですが。
その帰り道、店を出て2つ目の信号。
信号が青に変わって、さぁと左のペダルにステップインしたら「パッキーン!」と言う音と共に、後ろに居た嫁が「何か部品が飛んだよ!」と。

ロックしてるはずの左足が何の抵抗もなくペダルから外れたのもあり、左のペダルかシューズの裏で何かが起こったのは確かだなと思いつつ、バイクを降りて左に寄せ、道路を振り返るとそこには何やら小さな黒い物体が2つ。
拾い上げてみると、何とビンディングペダルの要であるカーボン板バネ。

これがその写真↓

nano.jpg

見事に真っ二つでしょ・・・

暫く何でこう言う状況になってるのか理解できず。
とは言え帰宅せねばならぬので、右脚ロック&左足先っぽ引掛け状態で帰る事に。

いやぁ~、今考えれば壊れたのが近場で本当に良かった・・・
これがどこか遠くへツーリングしてる時だったら目も当てられない状況でしたからね(--;


しかしなぁ、そもそもビンディングペダルの要とも言える”バネ”が折れるってどうなの?
色々調べてみたら、同じような話が幾つか見つかりましたよ。

こりゃあれだ、ペダル自体の構造ちゅうか設計に問題ありと言っても良いかもな。
ペダルの外側に剥き出しでカーボン板バネが付いてる訳で、破損した大半の方が「ウラ踏みした際に折れた」とおっしゃってる。
今思えば、自分も何度かウラ踏みした時に思いっきり踏んじゃってる可能性がかなり高い。
多分、そう言うのが何回かあって、バネ自体を損傷してたのかもしれないなと思います。


で、更に驚くべき事実が発覚。
自宅に帰り、同僚がストックしてるLOOKのペダルを借りる算段をし、一先ずバイクから左右のペダルを外して眺めていたら気が付いた。
「バネだけじゃなく、ペダル自体もぶっ壊れてるやん!!!」と。
それがこの写真↓


判り辛いかもしれませんが、向かって左が今回ぶっ壊れた左側ペダルで右が無事な右側ペダル。
○の部分が欠損してるの判りますかね・・・
多分、バネが折れて支えをなくしたロック部分が必要以上に動いて、ここにあった部分をボッキリ行ったのではないかと思います。

いやはや、こんな事が起きるんですねぇ、実際。
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GARMIN 500の異常心拍表示について [自転車/フレーム]

ここ1ヶ月位前からですが、どうもサイコン(GARMIN500)の心拍表示がおかしい。

装着して暫くは良さそうな気配なのだが、気が付くと”___”となっていたり、そうかと思えば突如220bpmとなってたり。
心拍220って・・・それがマジならぶっ倒れてますよ、私。
でも実際は滅茶苦茶マッタリしてて、ほぼ平常時心拍(と思われる)な状況。

かと思えば、坂を登りきって心臓バクバクいってて、呼吸もゼェーゼェーなのに64bpmとか。
もう謎です。

最初は「こりゃバッテリー(電池)か?」って思ったんで、新品の電池に交換してみた訳ですが、状況は変わらず。
流石にLOGやら各種設定をしてあるので本体(GARMIN500)をリセットするのは最後にしたい。
なので、設定メニューからセンサーのリサーチをかけてみたりもしたが、やはりだめ。


聞けば同じような現象が発生している人が私以外にも居た。
ある人は私同様”心拍表示が変”なだけなんだけど、ある人は”スピード表示が変”と言う人も。

それって何なんですかねぇ~。
センサー側の問題?本体側の問題?ファームウェアのアップデートとかで解決する問題?

何方か原因やら解決策やらご存知の方がいらしたら、是非教えて下さい。
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技術と道具 [パーツ/アイテム]

何かまともなタイトルだなと書いている本人が思っております。
なんでまた?な訳ですが、ちょっと思うところがありましてね。

先日のBGFitで仮パーツでセッティングしていたステム。
それを自分好みのブランドに揃えるべく注文していたものが昨夜手元に届きました。

最初に組んだ時に使ってたパーツと併せ、サイズ違いで3本目になるここのステム。
このステム、チタン製のボルトが使われてるんですが、実は過去に2度ボルトを破断させています。(--;

1本目。
何度か取り付け取り外しを繰り返した時に破断。
コラム側を固定する2本のうち、1本が「パキンッ」と言う音と共に真っ二つに折れました。
いや、マジでビックリしたと同時に血の気が引きましたわ・・・

その後、何とかステム側に残った残骸を取る事に成功し、ステンレスの同径ボルトで代用。
「あぁ~こりゃ近いうちにもう一本のボルトの方も破断するんじゃない?」って思ったので、新たに2本チタンボルトを購入し折れて無い方も交換しました。

2本目。
これはショックでかかったです・・・
なにせ、通販で買って嬉々と取り付けを行ってる真っ最中に破断。orz

今度はハンドルを固定している4本の内の1本が、これまた見事に「パキンッ」と真っ二つに・・・。
幸いな事にその時は折れた残骸の端がステム側から2~3mm出ていた事もあり、比較的容易に取り除く事ができ、ボルトも前のステムから流用して事無きを得ました。

そして今回、3本目。
もうね「またかよ・・・」って感じです。
でも、決して商品のクオリティが悪い訳じゃない、あくまで私自身のクオリティ不足。
今回はまたしても”通販購入→嬉々と取り付け→破断”と言う展開。

で、折れた(破断した)箇所は一番最初の時と同じく、コラム側を固定しているボルト。
もうね、聞き飽きた音と共に真っ二つです、はい。orz


しかし、何故こんなに何度も同じ事を繰り返すのか・・・
軽量シートクランプでも同じように買って来て取り付けてる最中に破断ってのをやってるので、”チタンボルト破断”に関しては通算4回(4本)目になる訳です。


結論から言っちゃうと破断の理由は「オーバートルク」ですよ。
しかも”便利な道具に頼り過ぎ&誤った知識”による超初歩的なミス。

普通、2回もやれば身体が感覚を覚えるのだろうけど、そこは”間違った知識(使い方)&道具への過信”があって、正しいと思いこんでるからたちが悪い。

因みに破断した4回ともトルクレンチを使い作業を行っています。
トルクレンチ、本当に便利な道具ですよ。
指定トルクに達したら「これが限界よ~」と教えてくれるんですから、それ以上のトルクが掛る心配もない。
そ、ここが一つ目の過ち。

もうね、”最大締付トルク”と”適正締付けトルク”を取り違ってる訳ですよ。
あくまで”最大締付トルク”と言うのは「これ以上締めたらあきまへん!」と言う事であって、「ここが良い具合の締付けよ」と言う事では無い。
にもかかわらず、毎度毎度、最大締付トルクの値をセットして締めつけてるんですから、ボルトに掛ってるストレスったらありゃしない。
更に新品のボルトなんかには、ご親切に”緩み止め剤”とかが塗布されてたりして、それだけで回転抵抗増えてる訳ですよ。
そんな事も理解せずにグリグリ締めてりゃ破断もするって。


この件があって、色んな人に聞きました。
返ってきた答えが「要は緩まないところが適正トルクであり、それ以上の締め付けは不要なんだよ」という答え。
更に今のバイクを組んでくれたメカニック(現在はイタリアのコンチネンタルチームでメカニックをしている)からは「道具は便利だけど、それを過信しちゃダメ!やっぱり最後にものを言うのは人の感性よ」というようなメッセージまで貰った。

なるほどなぁ・・・こう言うところで経験と正しい知識の必要性を実感するんだなぁ。
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BGFitを受けてみた~スピンオフ:ハンドルらへん [自転車/フレーム]

スピンオフ第三弾は「ハンドルらへん」。
スピンオフ”らへん”シリーズも第一弾”シューズらへん”、第二段”サドルらへん”に続き、第三弾に突入!
そして”らへん”シリーズの特徴「ハンドル単体ではなく、ステム長だったり、ブラケット位置の調整だったりを一つの話で書きたかった」からってのは今回も同じ。


いきなりですが、今回のBGFitの結果、ハンドル周りで交換したのはステム。
”90mm/-6°”だったステムを”暫定:80mm/-6°”に変更しました。
では何故あえて”暫定”と頭についているのか・・・

理由その1
個人的な嗜好の問題なんですが、私としては-17°と言うステムがお気に入りな訳です。
理由はただ一つ”横から見た時にステム/トップチューブ/地面が並行になっているのが美しいと思うから”です。
と言う事で、”80mm/-17°”のステムに交換する前提でコラムスペーサーを調整し、手持ちの”80mm/-6°”で設定してもらったので、”暫定”と言う事です。
因みに目的のステムは只今取り寄せ中!

理由その2
フィッティング前の状態が、”乗車時における、ほぼ理想的な背中のアーチ”が出ていたらしいのですが、私の現状スキルや筋肉量等を考慮して意図的に少し状態が起き気味なセッティングになりました。
そこで”現時点でベターなセッティングだけど、これから乗り込んで3~6ヶ月後には持ちこんだ時のアーチが自然に作れるような身体を作る”と言う目標も頂いた訳です。
つまり、3~6ヶ月後を目標に80mmから90mmのステムに変更できるようにすると言う事で、そう言う意味でも”暫定”と言うわけです。

その他の変更点では、ハンドルの取り付け角が少し”送り”気味になっていたので、標準的な位置に修正しました。
これに伴い、ブラケット位置も若干下方に変更し、ブラケット上面が地面とほぼ水平になるように調整してます。


実はハンドル周りに関して、これ以上の大きな変更は無く、他の箇所と比較してあっさり終わってしまったのです。



ん~、第一弾/第二弾と比較してえらく内容が”うすい”気がするなぁ・・・良いのだろうか。
書き忘れてる事は無い?無いなぁ、やっぱり。

と言う事で、これにて。


第四弾は・・・
また思いついたら書きます。

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BGFitを受けてみた~スピンオフ:サドルらへん [自転車/フレーム]

スピンオフ第二弾は「サドルらへん」。
なんで”らへん”なのかは第一弾の”シューズらへん”と同様に、サドル単体ではなくサドル高だったり、その辺の調整だったりを一つの話でかきたかったからってことで。


じゃ、先ずはタイトルにも含まれてるサドル自体の話からいきましょうか。
えぇー、BGFitにおける適正サドルの考え方と言うのが”坐骨幅”にあるらしいのです。
今回もフィッティングを始めるに際し、専用の測定器具で自身の坐骨幅を測りました。

で、この坐骨幅を測る器具ってのが良く出来てるのですよ。
と言うか、実際の測定方法を見てて思わず「成程~」と感心しました。
理論は聞いちゃえば「なぁ~んだ、そんな事」って程度です。
でも、これを思いついた人はスゲェーなと思います。

その器具って言うのが、”低反発ウレタンに目盛りの入った外皮を被せた落花生型の座布団”とでも表現すればいいのか・・・

そこに丁度サドルに座った時のように少し前かがみになって暫く座ると、その座布団に坐骨部分が凹んだ状態で残る。
では、どうやって坐骨の頂点部分を測るのか・・・ここが感動ポイント、目からウロコなんんですよ。
小さな鉄球を其々の窪みに1ずつ入れて、その鉄球の幅を付属のメジャーで測る。
こう聞くと大したことはないですが、私は思わず「ほぉ~」って言ってしまった。

こうやって測った坐骨幅が110mm。
スペシャのサドルは同じモデルで2~3種類の座面幅が設定されているので、その中から適切なモノをチョイスして、実際に同じタイプのテストサドルで試してから購入が可能。

ただ、私の場合は散々色んなタイプのサドルを試して来た為に、多種多様なサドルのストックが家にゴロゴロ・・・
一先ずその中から「幅広/フラット」「幅広/カーブド」「幅狭/フラット」「幅狭/カーブド」の4つのタイプに絞って持参し、一番合いそうなものでセッティングする事にしましたよ。

結果、最初にバイクを組んだ時に着けていた「幅広/カーブド」のサドルが復活する結果に!
このサドルを常用サドルにして、別のシートポストを使って最近まで使っていて具合の良かった同じく「幅広/カーブド」な超軽量サドルもセッティングしてもらった。


はい、サドルの選定はこれで決まり。
次に実際のセッティング。

今回のフィッティングを受けるまで、私は一般的な例に漏れず「股下×係数」と言う方法でサドル高の数値を導き出し、それを基準に一番脚が回しやすいように加減して最終的な数値を決めてました。

結論から言うと、この数値はあながち外れてなかったと言うのが後で判ったんですが、BGFitの場合、根本的にアプローチ方法から違いました。
ただ、BGFitのアプローチ方法ってフィッターなり第三者が居て始めて成り立つ方法なので、その点で言うと各自でセッティングするのには平均値を利用する「股下×係数」もあながち大外れじゃないのが判ります。

で、BGFitはと言うと、足が”下死点”にあって、足首の角度を適正に保った状態で膝の角度がターゲットとなる数値(膝の内側が150°)になり、クランクを水平にした際に膝の位置がペダル軸の真上に来るように”サドルの高さ””後退幅””クリートの位置”を決めて行きます。

理論的には左右の足長差が同じであれば、片方がバチッと決まればもう片方も同じように決まるはず・・・なんですが、人間の身体ってシンメトリーじゃないし、そう簡単にはいかないんですよねぇ。

その結果、何度も測っては調整し、調整しては測ってを繰り返す。
特に私の場合は左右の足長差が10mmあるので、それを考慮しての調整となると更に大変だったと思います。
フィッターのI氏には深く深く感謝です。


そして導き出された最良の状態になった所で”数値面から見た”セッティングは一先ず終了。
ここからは、実際の乗り手が感じる感覚的な部分を加味した微妙なセッティングを煮詰める作業に入って行きます。

数値的にいくら理想的でも、実際の乗り手が違和感バリバリでは意味がありません。
セッティングの変更により、セッティング前の状態とに差に生じる違和感は別にして、実際に漕いでみて当たる所があったり、変なところに力が入ったりと言うのは、実際に漕いでみないと判りませんからね。

と言う事で、基本的な数値が出た後も”漕いでは調整”し”調整しては漕ぐ”と言うのがひたすら繰り返されます。

ここで顕著な例を一つ。
ヒルクライム等の決戦用に設定してもらった超軽量サドル。
パッドの一切無い”フルカーボンサドル”なんですが、これの設定時の話し。
坐骨の位置はピタッと決まり、暫く漕いでいるとほんの僅か、尿道付近に違和感を感じる。
気にしなければ気にならないレベルとも言えるんですが、まだまだ腹筋や背筋が元気な状態で僅かでも違和感を感じると言う事は、長時間乗った後で結構疲れた状態になるともっと違和感を感じるのではと思い、その旨をフィッター氏に伝えました。
「じゃ、少し前を下げますか・・・はいどうぞ」とレールを固定しているボルトを調整してくれた。

おぉ!凄いぞ違和感を感じない!そう思って「どれ位変えました?」と聞くと、「前を下げるのに、ボルトを1/8程動かした程度です」と。
いやはや、僅か1/8回転程度でここまでフィーリングが変わるものなのかと感心しました。
やはりセッティング(フィッティング)は根気と忍耐が必要となる作業ですね。


感覚的な観点も含め、サドル周り(サドル高、サドル角、後退幅などなど)のセッティングが決まったら、いよいよハンドル周りですが、その辺は「BGFitを受けてみた~スピンオフ:ハンドルらへん」で詳しく。

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